top of page

【岡山支部】1年で20社以上を法定雇用率達成に導いた仕組みと現場のマネジメント


2.7%の壁を越えるのは「数字」ではなく「対話」だ。


―― discovery岡山 vol.5 開催レポート


「働く」とは、単に労働力を提供し、対価を得るだけの行為でしょうか。

それとも、社会の中に自分の「居場所」という名のパズルをはめ込む作業でしょうか。


2026年1月16日、金曜日 。

冷え込みの厳しい夜でしたが、LITALICOワークス倉敷 の会場は、

そんな哲学的な問いに対する熱いエネルギーで満たされていました。


今回の「discovery岡山 vol.5」 は、私たちにとって大きな転換点となる一夜でした。

「2.7%」という数字が突きつける、私たちの未来

現在、私たちは一つの大きな境界線に立っています。

2026年7月、障害者の法定雇用率は2.7%へと引き上げられます。


この「2.7%」という数字を、単なる法的義務やコストと捉えるか、

あるいは組織が多様な個性を力に変えるための「進化のチャンス」と捉えるか。


その視点の差が、これからの企業の在り方を決定づけるといっても過言ではありません 。


「これから障害者雇用を考えなければいけない」という企業が増える中で、

生まれるのは期待だけではありません。

そこには必ず、現場の困惑や「どうすればいいのか」という葛藤が伴います 。



福祉と企業の「あいだ」に架ける橋


今回のゲスト、(株)SHIFTの一條仁さんは、まさにその葛藤の正体を知る

プロフェッショナルでした 。


一條さんは、社会福祉士として現場で就労支援に携わってきた「福祉の眼」と、

企業の中で実際に雇用を推進する「ビジネスの眼」の両方を併せ持っています。


その卓越したバランス感覚こそが、わずか1年でグループ会社20社以上の

法定雇用率を達成に導いたという、驚異的な実績の裏付けです。



今回の講演で語られたのは、魔法のような裏技ではありませんでした。


仕組み化:感情論だけで終わらせない持続可能なシステム


現場のマネジメント:企業と福祉、それぞれの言語を通訳し、

共通のゴールを見出す技術話を聞いてみると、

課題をとことん因数分化して、言語化して、企業と一緒に伴走されたことがわかりました。


その過程でうまれた言語は、ひとつの企業だけでなく、

これからの時代に汎化できるヒントにあふれていました。

でもそれは人が中心なんですね。人が「働く」という所作を丁寧にひも解く時間でした。



後半のグループディスカッションでは、企業、福祉、教育という

異なる立場の方々が交じり合い、一條さんを囲んで熱い対話が交わされました。




そこにあったのは、一方的な講義ではなく、

「より良い社会をどうデザインするか」という共同作業の風景でした。


それって、障害者雇用だけでなく、多様な人がはたくときに必要な

「私たちのこと」のテーマではないでしょうか。


そう思うひと時でした。


次回、あなたの「discovery(発見)」が始まります。


「障がい者雇用」というキーワードは、実は私たちの社会の「住みやすさ」を試す

リトマス試験紙のようなものです。誰かのためであり、自分のためであったりします。


昨日までの「課題」は、明日からの「可能性」に変わります。


次回の開催日は、もう決まっています。


開催日:2026年3月13日(金)

場所:(詳細は後日発表)

次はあなたが、新しい視点を発見(discovery)する番です。


「数字を追うだけの雇用(それも大切)」

「働きたい人がつながらない現場(もったいない)」から、

人が輝くための雇用へ。


その第一歩を、一緒に探求してみませんか?

 
 
 

コメント


bottom of page