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​株式会社 クロステック

​どんな会社?

 

当社の経営理念は『モノづくりを通して、より良い社会をつくる』である。

形、色、思い、ヒトは違うとの思いを掛け合わせ技術を広めたいとの思いでクロステックとの社名にしました。一人一人が力を発揮できるように場を整え、事を創り出しモノに思いを込めて見て頂く。そんな事を考えながら、ワイヤー放電加工機という機械を使っている、変わった会社です。

株式会社 クロステック – その加工ワイヤーでええんちゃう (crosstech.osaka)

どんな会社
​実習生が取り組む仕事は?

 

実際に機械を使い段取りや加工をしたり、CAD・CAMを使いデータを作成する。

生産管理をする、経理作業、検査作業など多岐にわたるものが多いです。

実習生が取り組む仕事
​職場環境と仕事内容の様子
職場環境と仕事内容の様子
​実習受入する内容は?

1:受入している 2:今はしていないが今後してみたい 3:今後も予定なし

実習受入する内容

職場体験のみの実習・・・

雇用を前提とした実習・・・

実習を通してマッチングすれば雇用も検討する実習・・・

​施設外実習として、工賃を支払う実習・・・

​企業インタビュー
企業インタビュー
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株式会社クロステック 代表取締役社長 松田 忠明

―――――――障がい者雇用をしようと思ったきっかけについて教えてください。

 

特に、障がい者雇用しようと思ったわけではなく、一緒に働こうと思った人に車椅子が必要な方なだけでした。

 

 

 

―――――――採用した人が車椅子であっただけというニュアンスですが、職場の環境等を変える必要はありませんでしたか?(バリアフリーの視点)

 

トイレを車椅子の方が使用できるように改装しましたね。

 

 

 

―――――――障がい者雇用をしようと思ってたわけではないのは、身体障がい者だからなのか、知的、発達、精神の障がいのある方でも同じ考えなのでしょうか?

 

そうですね。結果、周りの人も「あっ、障がいあるんやね。」って感じですかね。

 

 

 

―――――――なるほど、そのような考えの松田さんにお聞きするのは、少しズレているかもしれませんが、障がい者雇用をして良かったと思うことがあれば教えてください。

 

まぁ色んな形の障がい者雇用ってあると思うんですが、発達障がいの方の採用も含めて、

ただ、そのような人たちを採用することで、自分が今まで知らなかったことをもっと知れることかな。色々な人を知れるって感じですかね。その人に合った仕事ってどうやって生み出していくんだろう?うちの会社でどうやって稼いでもらう為に、他の従業員も考えて仕事を振ったり作ったりするので、従業員にとっても良いのかなって思います。

今働いてくれている方とも昨日遅くまで話をする機会があったのですが、お互いが自分の気持ちに素直になってそれをお互いに伝えることで良い方向にいくと思いますが、発達障がいの人や、知的障がいの人はそこを上手く人に伝えることが苦手な人もいると思うので、そのような人には言葉だけでない、コミュニケーションの方法も取る必要があると思うんです。また、そのように考えていくと、もっと違う発信の方法も考えていかないとダメだと思うので、このような事を私や従業員がそのように考えられるようになったのは、良かったと思います。

 

 

―――――――逆に苦労した点があれば教えてください。

 

これは、採用した人が、障がいのある無しに関わらず、私が自分基準で物事を考えてしますので、誰が一緒に働こうと、そこをどうすり合わせていくかだと思うので、「苦労するのは嫌や!」って思うなら、人雇わんと一人ですれば良いんでね。その中で僕がずっと思っている《働きやすい環境》って何なんだろう?ってことで、人によって変わってくると思うんですよ。だから、今後「雇ってくれてありがとうございます。」って思ってほしくないんですよね。「俺がおるから稼いでるやろ!?」って。(笑) そのぐらいで思ってくれたら良いですね。

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―――――――このdiscoveryのインタビューで初めて身体障がいのある方だけを雇用している企業さんインタビューなんですが・・・先程、お聞きしたバリアフリー化をするにあたっての、苦労した点などがありましたら教えてください。

 

助成金を申請するにあたり、かなり煩雑であったということですかね。(笑) でもそれに尽きるだけです。トイレとかは誰が使っても綺麗で使いやすい方が良いのでね。それでも、大阪支部(独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構)の方が詳しく教えてくださったので、出来ました。でも、次はもう分かっているので、すぐに出来ますね。(笑)

 

 

 

―――――――申請して決定までの期間はどれくらいかかったのですか?

 

申請して、おりるまで6ヶ月くらいでしたね。

質問事項を減らせばもっと短く出来ますよ。要領がわかったので。

 

 

 

―――――――障がい者雇用をして職場に変化があればその変化を教えてください。

 

そうですね。他の従業員が変わりましたね。出張や旅行なので一緒になるときに、その人が車いすで移動する場所や、車いすで入れるトイレや、サービスエリアも車いすの方が入りやすいトイレなどを事前に調べていたんですね。誰に指示されることもなくしてくれていたので、意識せずに変わっていけるっていうとことは良かった点ですね。

 

 

 

―――――――現在、課題はありますか?

 

課題・・・そうですね~

もう一度、設備の助成金を取って、彼も2階に上がれるようにしたいんです。(クロステックさんは2階立て)エレベーターを付けたいなと考えているんです。ただ、エレベーターを設置するとなると、かなり面倒らしいんです。将来的に、2階に事務所を移すのをありかなと考えているので、一緒に働いていて、同じ職場なのに一人だけ行かれへん所があるってのが凄く嫌なんですよね。「車いすやから、この階だけね」っていうのも・・・なんだかでモヤモヤすると思うんです。

 

 

 

―――――――最後の質問ですが、これから、又は今後も障がい者雇用をしようとする企業さんへ何か人るアドバイスがあればお願い致します。

 

そうですね~。

《ありのままに》ですかね。

自分の気持ちも言わないといけないし、雇う側も言わないアカンと思うんです。私が言うのは、「何ができる?何がやりたい?」とかを聞くのではなく「何が嫌?どんなことが嫌?どんなことが苦手?」とかを聞いて苦手なことの理由も聞くようにしています。苦手なことを聞いて、できそうじゃない?ってことがあれば、チャレンジしてもらえたら嬉しいとも思います。苦手なことを出来るようになったらウチの会社に来てできる事が増えたら本人にとって自信に繋がると思うんです。出来る!と聞いていたら、会社側も期待してしまうのもあって、なら、苦手なことをきいておけば、プラス方向にいくことしかないよねって思うんです。

だから、知的障がいも、精神障がいについても分からない事がまだまだあるんだ!って思って、本人に聞いていくことが必要だと思います。本人もありのままの自分を言えないと苦しくなることが会社で出てくると思うので・・・僕は会社で苦しく仕事してもらうのは嫌なんで。なので、ありのままをお互いが言えることが大切だと思っています。

​ありがとうございました。

​実習の詳細
実習の詳細

見  学 :本人だけでなく、支援員は初日に同行して見学

 

実習期間 :3週間

 

実習時間 :相談のうえ

必要書類 :実習依頼書、本人のプロフィール表

 

保険加入 :損害保険加入が望ましい

 

持  物 :なし

 

昼  食 :持参もしくは、近辺で自費購入のこと

 

巡回の頻度:期間中に1~2度

​アクセスマップ
アクセスマップ

【住所】大阪府東大阪市加納4-5-52

​【最寄り駅】『吉田駅』徒歩20分

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