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​竹本 直樹

大学卒業後、理学療法士として総合病院に入社。その後、リハビリの知識を活かし大手企業(東証一部)へ転職する。患者さんの退院後の社会復帰に疑問を持ち、障害福祉分野に参入。現在は、就労移行支援の立ち上げを行い、管理者として従事している。将来の目標である医療・福祉・企業の連携を目標に活動している。

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ストーリー

橋本:今日は9月のプレセミナーでお話しいただく竹本さんのことをいろいろお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします!まずは、今のお仕事について教えていただけますか?

 

竹本:現在は、株式会社manabyの事業推進チームに所属しています。関西エリアにあるmanabyの事業所(就労移行支援)の課題が何かを分析したり、解決できるように動いています。

 

橋本:ありがとうございます。これまではどんな経験をされてきたんですか?

 

竹本:実は、今の会社で6社目です。新卒では、総合病院のリハビリテーション科で理学療法士として働いていました。大学時代も理学療法士の勉強をしていました。

その次は、リハビリ機器の営業です。転職した理由はいくつかありますが、病院に在籍中、担当した人が退院する際に「仕事に戻れるんかな…」と言いながら、退院していかれたという出来事があり、その時「退院しても働けないのに、何のために自分はリハビリをやっているんだろう」って思ったのは理由の1つでした。

 

2社目で仕事に悩んでいるときにコーチングを受けて、「自分が何を大事に生きていくのか」を見つけました。それは「自分が関わった人が死ぬ前に自叙伝を書いたとしたら、その自叙伝に自分が出てくるような濃い関わりをしたい」ということでした。最初、病院で働いたときに、退院しても働けなかった人のことが忘れられなくて、そういう人の支援がしたい、とその時点から思っていました。今思えば、それが就労移行なんですけど、当時はそんな社会資源があるとは知りませんでした。世の中にどんな仕事があるかを自分が知らないことには就労支援はできないのでは?と思い、障害のある人の就労支援をしたい、というビジョンはあったけど、まずは人材紹介の会社で修業を積もうと思い、人材紹介の会社に入社しました。

 

自分がやりたいことを周りの人に話していたこともあって、当時の代表から「こんなところあるで~」と渡されたのが、discovery副代表の中村さんが当時勤めていた就労移行支援事業所のチラシでした。連絡を取り、事業所の見学をさせていただきました。見学してみて、「自分が求めていたものがすでに福祉サービスとして目の前にある!!!」と衝撃を受けました。

 

その後、紆余曲折ありながらたどり着いたのが、前職の会社です。それもすごいタイミングで、以前コーチングを受けていた協会の理事長の息子さんから声がかかり、「障害福祉の事業やらへんか?」とかなり強く誘ってもらいました。「そこまで言ってくれるなら、ワンチャン人生かけても良い仲間かも!」と思って入社を決めました。そこから就労移行の勉強を始めました。

 

 

 

 

橋本:何でそんなに周りから声かかるんですか?!

 

竹本:人とたくさん会っていた、というのはあると思うんですけど、「とりあえずやってみよう!」という感じで、できない理由は考えなくなっていたんです。もともと言い訳ばっかりして現実逃避や否定ばっかりしていたんですけど、「否定していても何も変わらん」と気づき始めて、そこからは「自分が動くしかない!!」という考えが自分の中にあります。

 

前職では、就労移行支援事業所の立ち上げに向けて、物件や消防法のことから指定申請、人材の採用までさせてもらいました。プログラムもスタッフと共に作りました。コーチングの内容も取り入れたり、メンタル系のことや僕の医療的な知識も取り入れながら「いかに自己理解を深めるか」というところに特化させました。

そういえばこの前、当時の利用者さんで今はもう就職されている、14年間引きこもっていた方から「彼女ができた、そして車の免許も取りました!」って連絡が来ました。自分の人生の中で何を大事にしていくか、自分の人生を自分の足で歩まれている姿を見てとても嬉しい気持ちになりましたね。

 

ただ、当時の社内での立ち位置や働き方が、自分のやりたい形とは少し異なってきて、転職を考えていました。そのタイミングで、discovery副代表の中村さん(*所属:株式会社manaby)が「一緒にやらへんか?」って声をかけてくれたこともあり、今のmanabyで働くことを決めました。

今は、「就労移行支援で思いつくことは全部やりきろう!」みたいに思っています。動き切って何もやることが無くなったと思えたら辞めよう、という気持ちで仕事をしています。

 

橋本:discoveryとの出会いはどのタイミングですか?

 

竹本:2019年か2020年に、淀川区の就労支援部会に参加したときに、2年ぶりくらいに中村さんと再会して、「どこかでお会いしたことありますよね?」と声を掛けました。そこから、discoveryっていうのをやっているから今度おいでよ、と言ってもらったのがキッカケです。

まずは参加者としてdiscoveryのイベントに参加していました。discoveryに参加していると、「こんな人が集まるんや、こんな障害者雇用について考えている人がいるんや」と感じました。熱~~~く語れる人や業界の先輩たちがいるから、一緒に学ばせてほしい!と思ったのと、自分は業務でSNSでの広報などをやっていたので、そういった面でdiscoveryのお手伝いができます、と言って、2020年の9月に運営メンバーに参加しました。

 

橋本:今回のプレセミナーではどんなテーマでお話しされるんですか?

 

竹本:テーマは「メタ認知」です。事業所の障害のある利用者さんの支援にも必要な視点ですし、スタッフが自走するためにも必要なことです。ただ俯瞰する、だけじゃなくって、人と人とのコミュニケーションが円滑にいくことにつながったりするんです。今回のセミナーでは、「メタ認知」という視点から人材育成に活かせるような話をする予定です。

 

橋本:話は変わりますが、竹本さんの好きな言葉を教えてください!

 

竹本:「自分の人生に責任を持つ」です。自分を受け入れてあげることをしてから、自分の選択にも、自信がつくようになりました。色んな人と関わったり、直接DMを送って会いに行ったりしてる中で、「人には人の人生があるから、比較せんと自分の人生を地に足つけて歩もう」と思うようになりました。

 

橋本:竹本さんにピッタリな言葉ですね!!もう一つ、お休みの日の過ごし方も教えてください!

 

竹本:この間は、ウエットスーツを着て、モリもって、魚を取りに行きました。最近釣りに行ったりもします。あとは、子どもと過ごす時間も多いです。子どもからは「なおくん」って呼ばれていて…友達みたいに思われてるんだと思います。僕も、お父さん面をしたくないっていうか、親子でもあるけどお互いを尊重しよう、って思っています。ちなみに今日は朝5時に起きて家事をしていました。これルーティンにするのが今の目標です。

 

橋本:エネルギーがすごい…どうしてそんなにエネルギッシュなんですか?

 

竹本:今を大事にしたい、限りある時間の中で人の倍、濃く生きたいな、と思っています。1日1日今日は何しよう?みたいな。生き急いでいるんだと思います(笑)

 

橋本:いろんなお話を聞かせていただいてありがとうございました。セミナー楽しみにしています!!