NPO法人 JAE
どんな会社?
希望と誇りを持てる社会を実現するため、未来を創造する若者の輩出を目的に子どもや若者と大人が共にチャレンジする機会を、実践型インターンシップや課題解決型学習プログラムを通して提供しています。関わる主体すべてに価値を生み出す「コーディネーター」として、企業や地域の課題解決につながる学習プログラムのコーディネート、教育機関のカリキュラム開発・運営体制構築支援、コーディネート人材育成の事業を行っています。
NPO法人JAE
実習生が取り組む仕事内容は?
・プログラム(授業、インターンシップ等)のアンケート入力
・案内などの封入作業
・その他データ入力
職場環境と仕事内容の様子
実習受入する内容は?
1:受入している 2:今はしていないが今後してみたい 3:今後も予定なし
職場体験のみの実習・・・1
雇用を前提とした実習・・・2
実習を通してマッチングすれば雇用も検討する実習・・・2
施設外実習として、工賃を支払う実習・・・1
企業 インタビュー
NPO法人JAE 代表理事 坂野 充
インタビュアー:田辺 善博
---------------坂野さんが仕事につかれたきっかけと、創業当初の想いを教えていただきたいです
大学3回生の時にインターンシップに参加したことがきっかけで、社会に出るといろんな方がいて、いろんな仕事があり、いろんな経験が出来ることを知りました。
一方で、自分の学校生活を振り返ると進学校であったこともあり、小学校から高校まで社会にふれる機会がなかったのが出発点になります。
若者達に社会に出る前に社会を知る、またその中でどう生きていきたいのかを体験しつつ考えられる機会をつくりたいというのが当初の想いです。早い段階で、多くの経験が出来るような仕組みをつくりたいと思いました。
--------------------その想いをきっかけにJAEさんでは色々な取り組みをされていますが、
学生の立場と、企業の立場を繋ぐ難しさを感じるが、実際当初苦労された点はありますか?
学校と企業の価値観が全く違うことですね。ただ、そこを理解をしてもらおうではなく、違いを活かしていくことが必要だと考えます。違いがあるから価値が生まれると思っています。
それぞれの特徴を活かしながら、共通の目的を達成していくために、一緒に力を合わせていくという考え方そのことが大事だと考えています。
難しいといえば難しいですが、粘り強く取り組んでいます。
-----------------------意見交換しながら作り上げていくイメージですか?
細かい表現で言うと、歩みよらなくてもいいかなと、思っています。
お互いが認めて、活かせる社会になっていけるようにしていきたいと思っています。
---------------------福祉の中で、支援していてもそれを感じる場面があり、ストロングポイントをのばして就労に繋げて支援していくのと似たところがあるのではないかと感じました。
そうですね。
変えよう変えようだと、しんどさもあります。変えることが出来ない部分を認めて、伸ばせるところを伸ばしていくことが大事だと思います。
----------------------discoveryを通して、特に教育機関からは、コミュニケーション能力の少ない学生の話をよく聞く。学校側からのアプローチの仕方がわからないと相談をうけるのですが、
JAEさん、坂野さんのなかでそのような点で、感じられていることはありますか?
親や学校の影響が大きいと感じています。大人からのプレッシャーで、子どもたちが自分を表現すること、やりたいことをすることが抑圧されているのではないかと思います。
そのなかで自分のことを話しづらくなりコミュニケーションをする機会が少なくなっている側面もあるのではないでしょうか。そのような環境が原因ではないかと感じてます。
----------------------JAEさんでは障がい者のインターンシップの受け入れもされていますが、きっかけはありますか?
お願いされたから。笑
でも継続して行っているのは、ちゃんとパフォーマンスを発揮してくれているのと、そこが肝になっている感じています。現在までにここ何年かは月1人ぐらいのペースで受け入れをしています。人によって違いますが、特性や配慮・工夫のノウハウが少しずつ形成されてきたと実感しています。
-------------------そのことでJAEさんのスタッフにいい変化はありましたか?
仕事を丁寧にわかりやすく伝えるようになりましたね。細分化して明確に伝えるように工夫するようになったと思います。
実際は実習だけでなく、業務依頼という形でもきてもらっています。
今後も継続していきたいと思っています。
-------------------支援機関側に望むものはありますか?
最近関わっていないのではあれですが・・・どちらかが一方的に無理すれば、なかなか成り立たないと思いますので、コーディネートされる方(支援機関)、受け入れる側(企業)、利用者、それぞれが無理しないで、プラスになるような形が、長く継続していく鍵になると思います。
--------------------最後に、将来を担っていく若者たちに坂野さんから一言いただけますか?
頑張り過ぎず、頑張ろう!
いい意味での自分は自分ということを持って欲しい
もっと出来る、可能性を伸ばせるというところも持って欲しい
学生を見ていて、頑張り過ぎて燃え尽きる方、不安や恐れから現状維持を求める方、極端であるように見えます。
頑張りつつ、力をぬくところは抜きつつ、頑張って欲しいです!!
色んなことにチャレンジして欲しい!
-----------------ありがとうございました。
実習の詳細
見 学 :本人だけでなく、支援員も同行見学
実習期間 :1日から 面談で相談して決定
実習時間 :10〜18時の間で2時間〜 面談で相談して決定
必要書類 :実習依頼書、本人のプロフィール表
保険加入 :保険などは必要ありません。
持 物 :特になし
昼 食 :なし
巡回の頻度:常時
アクセスマップ
■地下鉄谷町線中崎町駅から(改札口より所要時間約1分(3番出口すぐ))
■地下鉄御堂筋線梅田駅から(改札口より所要時間約8分)
■地下鉄谷町線東梅田駅から(改札口より所要時間約10分)
■阪急梅田駅から(改札口より所要時間約8分)
■JR大阪駅から(改札口より所要時間約8分)